Forbes Asiaは今月10日、アジア太平洋地域全体で注目すべき中小企業やスタートアップ企業にスポットライトを当てた、同誌初のリスト「フォーブス・アジア注目の100社(Forbes Asia 100 To Watch)」を発表しました。自国や地域の市場にポジティブな影響をもたらし、顧客から高い満足度を得たり、投資家を引き付けたりするなどの成功を収めた成長企業100社が掲載されています。選出された100社のうち日本企業は7社のみ、このうちの1社として選ばれました。
「選出された100の企業は、Covid-19のパンデミックによってもたらされた厳しい気候にもかかわらず、目覚ましい進歩と影響を与えています。それらがリストに含まれているのは、革新的なソリューションで重大な問題に対処していることが一因です」とForbesAsiaの編集者であるJustinDoebeleは述べています。
Forbes Asia 100 to Watchのリストには、バイオテクノロジーとヘルスケア、eコマースと小売、食品とホスピタリティ、教育と採用など多様な業界の企業が含まれています。アジア太平洋地域全体で、17の国と地域が代表され、インドから22社、シンガポールから19社、香港から10社、インドネシアから8社、日本から7社の活気あるスタートアップが選出されました。
今回のリストの選出は、アクセラレーター、インキュベーター、SME擁護団体、大学、ベンチャーキャピタリストによる推薦、そしてオンラインでの公募で集められた約900社を超える企業の中から選ばれました。選出基準は、創業一年以上のアジア太平洋地域に本社をおいている民間企業もしくは営利企業であり、年間売上高または資金調達額が2000万ドル(約21億7000万円)以下であること。そして地域や業界に対する影響力、収益成長や資金調達能力の実績、有望なビジネスモデルや市場、説得力のあるストーリー性などが指標とされ評価されました。
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